排除された人々の自由への叫喚
好きなことを語りたい…
私たちは奴隷じゃない…
病いはいずれよくなるだろう…
完全な自由が欲しい…
私たちはここにいる、
革命を起こすために…
2018年10月に初来日した演劇集団アルテ・エ・サルーテの『マラー/サド』が、日本との共同制作により映像作品に。精神科病院を撤廃したイタリアで、自ら障害と向き合う人々が創り上げた舞台は、状況が大きく異なる日本の観客にも強烈なメッセージを投げかける。
演劇のもっとも試験的でもっとも挑戦的な「アルテ・エ・サルーテ」の劇団公演は、再演という既存の枠を超えている。
井上麻矢
こまつ座 代表取締役社長
ここに描かれているのは「排除された人々の自由への叫び」である。
高田和文
静岡文化芸術大学 理事・名誉教授
「自由」ってなんだ?人と共に社会で生きる…、さて…、僕(ら)はどうしよう?一歩を踏み出すきっかけに。
増川ねてる
アドバンスレベルWRAP®ファシリテーター/元東京ソテリア・ピアスタッフ/2018年公演出演
他の誰かを演じるほどに、不思議なくらい本当の自分に近くなる。演劇ってリカバリーだ。
松本俊彦
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長